Daydream

全ては泡沫のごとく、ただ溶けて消えていくだけ。。。

2023-01-01から1年間の記事一覧

クリスマスパーティーとハイヒールと女の意地

ギリギリの時間に会場の扉をくぐると、 当たり前のようにみんなが着席している。 お行儀のよく揃ったその背中たちは、 95%以上が真っ黒だった。 (葬式かよ…) あまりにも予想通りすぎたその光景にうんざりして、 心の中で悪態をついた。 学生時代にお勉強…

『サピエンス全史』と株式会社の誕生とマーケティング視点が繋がったお話

ところがある時、私たちの種であるサピエンスが他のホモ属を大量虐殺した。 サピエンス以外の種を絶滅させたのです。 こわっ。 私たち、恐ろしい種族の生き残りです。 そりゃ戦争が絶えないわけです。 はるか昔からそういう種族なのですから。

プレ値の付いた絶版本『堕天使拷問刑』が復刻したので早速購入して読んでみた(著者:飛鳥部勝則)

物語の構成要素がいくつかあり、どれもマニアック。 山村に古くから残る因習。 悪魔崇拝。 連続して起こる殺人事件にまつわるミステリー。 集団心理による扇動。 遺産相続。 中学生男子のささやかな恋愛。

最大70%OFFのkindleセールからおすすめの小説を紹介【Amazonブラックフライデーセール】

【Amazonブラックフライデーセール】が始まりました。 Kindle本は最大70%OFFとのことで、その中からおすすめの小説を紹介します。 私の既読本と、積読本からピックアップ。 1.『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬 2.『三体』劉慈欽 3.『そして誰もいなくなった…

死神女史の魅力が詰まった一冊『パンドラ 猟奇犯罪検視官・石上妙子』内藤了

乙女の肌には黄金の首飾り その胸には 偽りと、甘き言葉、不実の性… 神々の使者はさらに乙女に声を与え その女をパンドラと名付けた 「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ」のスピンオフ作品、『パンドラ 猟奇犯罪検視官・石上妙子』を読んだら想像以上に好…

【失敗談】Amazonの配送が無理すぎて注文商品全部キャンセルした話

やってしまった… 通販としてはほぼ使わないと決めていたAmazon。 先日のセールで安さに釣られてあれこれ買い物してしまい、 ソッコーで後悔して注文商品全部キャンセルしてしまいました。 ECとしてのAmazonが許容できない 今回注文商品をキャンセルした経緯 …

この者は、神か、悪魔か。『ミカエルの鼓動』柚月裕子

医療小説『ミカエルの鼓動』を読んで鳥肌立ったので記録しておきます。 『ミカエルの鼓動』柚月裕子 昭和な雰囲気を醸し出す医療小説 人間が抱える矛盾 私の好きな登場人物 クライマックスは手術のシーン 『ミカエルの鼓動』柚月裕子 ミカエルの鼓動 posted …

資生堂・マキアージュのビューラーの替えゴムはこれだ!

愛用している資生堂・マキアージュのビューラー。 ゴムが割れてる…!!! そんなわけで替えゴムを入手いたしました。 マキアージュのビューラー、替えゴムはコレだ! アットコスメの売り場をウロウロしてしまったw 私のマキアージュのビューラー 新しいゴム…

【バレットジャーナル】数億年ぶりに紙の手帳を復活させることにした

上手く表現できないけれど、思考が整理しきれない感覚というか、 色々なものがすり抜けていってしまう感覚というか、 そもそもデジタルでメモった内容ってあとで見返さなくない!? 私だけ??

母と娘の関係・親子の業『母という呪縛 娘という牢獄』

豊かで平和に見えるこの法治国家で、母親に全てを取り上げられたあかりさんは何もできない。 身分証があり、肩書があり、個人の通信手段が当たり前のようにあるのは、とても重要なことなのだ。 31年間、実母に人権を奪われたまま生きてきた彼女の人生はあま…

寺地はるなさんの『川のほとり立つ者は』を読んで(面白かった)モヤったことをメモる

“川のほとりに立つ者は 水底に沈む石の数を知り得ない” 「清瀬には、松木が今までとってきた行動でしか松木を判断できへんていうことやん。疑わしい行動をしたから、松木は清瀬に疑われた。それだけのことちゃうの?」

新卒の発達障害らしき子に振り回されているお話

頭の痛い問題を抱えている。 今年度弊社で新卒採用された子達の中に、発達障害らしき子が紛れ込んでしまったのだ。 採用担当の不備だと言ってしまえばそれまでなのだけれど、それを言っても問題は解決しない。 今困っているのは「その子をどうするのか」であ…

西尾維新さんの『物語シリーズ』読破したので読む順番と感想をまとめた

怪異×言葉遊び×下ネタ。 軽い気持ちで読み始めたら沼でした。 なんだよこのシリーズ面白すぎかよ。 西尾維新さんの物語シリーズ ①ファーストシーズン1.『化物語』 ②ファーストシーズン2.『傷物語』 ③ファーストシーズン3.『偽物語』 ④ファーストシーズン4.『…

#2023年上半期の本ベスト約10冊

今週のお題「上半期ベスト◯◯」 今年もこの時期がやってきました。 半年に1回の決めゼリフ。 「時間が経つのが早い✨」 “僕はキメ顔でそう言った。” 2023年上半期のベスト本を10冊紹介します 1.『犯罪者』太田愛 2.『何者』朝井リョウ 3.『正欲』朝井リョウ 4.…

最大70%OFFのkindleセールからおすすめの小説を紹介

【プライムデー】最大70%OFFのKindleセールからおすすめ本を紹介します。 今回セールが大規模なので眺めてるだけで楽しいですわ。

正しい飲み物の選び方はあるのか?『DRINK あなたが口にする「飲み物」のウソ・ホント』

「食事に気を使う」というフレーズはよく聞くけれど、 「飲み物に気を使う」というフレーズはあまり聞いたことがありません。 だからこそのこの一冊。 飲み物に関するアレコレについて、学んでみるいい機会ということで。 科学的根拠に基づく「飲み物」につ…

自分の死に際を想像してしまう『AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』内藤了

人が自ら死を望む時、 それほど絶望しても尚、 死後に何かを残したいと思うのだろうか。

カルト宗教の集団自殺事件の裏側『名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-』白井智之

フィクションという言葉を鼻で笑ってしまいそうになるくらい、実際の出来事をほぼそのまま再現していました。 教祖も、僻地で開拓された集落も、パビリオンでの集会も、グレープ味のプレーバーエイドも、視察にきたどこぞの議員も、集団自決した900人超えの…

6時間以下の睡眠は「睡眠不足」だとみんなもっと知るべき

「6時間睡眠が10日続くと1日徹夜した時と同じくらい集中力や注意力が低下する」というのです。 しかも、「4時間睡眠が14日続くと3日間徹夜した時と同じレベルまで衰える」らしいのです。

“40歳の壁”があってもなくても…『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』尾石晴

「40歳の壁なんて存在しないのでは?」と言うのが私の個人的な意見ではありますが、しかし一般的には存在するのです。 私も見たことがあるのです、“40歳の壁”を。

「寛容のパラドックス」を彷彿とさせる『正欲』朝井リョウ

「多様性」なんてものは極めて限定的でしかなく、その枠からはみ出てしまえば結局受け入れられることはない。 枠の中の人に理解できるラベルを勝手に貼られ、排除される。 マクロの理想と、ミクロの現実。 その距離はあまりにも遠い。

【劇場版 PSYCHO-PASS】がアマプラ解禁になり蘇る暗黒歴史の第三期の思い出

私は劇場版の【PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System】三部作を観ずにアニメの3期を観ていました。 劇場版の三部作は何気に重要でした。 何しろそこで外務省のフレデリカさんが登場するのですから(【Case1罪と罰】で初登場)。 アニメの3期で狡…

30代半ばのOL、高校生にタイムリープする

お題「高校生に戻ったらしたいこと」 とっくに大人になってしまっているそこのあなた。 突然高校生に戻ってしまったら……何する?? 高校生にタイムリープ 1.もっと親に反抗したい 2.親のお金で車の免許取りたい 3.バレエを習いたい 4.もっと本を読みたい 5.…

本編より好きかもしれない『三体0 球状閃電』劉慈欣

量子効果や軍事兵器開発のテーマに興味を惹かれる人、 そして『三体』シリーズ本編を楽しめた人は必ず読むべき一冊。 予想以上に面白くてビックリしたわ… 『三体』前日譚である『三体0 球状閃電』 『三体0 球状閃電』のあらすじ 予想外に感動してしまう 引…

ChatGPTに『痴人の愛』の要約を頼んだらオリジナル小説を返された話

この記事には谷崎潤一郎の『痴人の愛』のネタバレは一切含まれていないので、 本編未読の方も安心して読んでください。 谷崎潤一郎の『痴人の愛』についてChatGPTに聞いてみた ①なぜChatGPTにそんな質問をしたのか ②なぜ『痴人の愛』なのか いざ、質問。「谷…

私の中にも“二宮拓人”がいるので登場人物についてまとめてみた『何者』朝井リョウ

SNSというのは使い方を間違えると身を滅ぼす。 これはネットが普及した現代特有の病と言えるのではと思ったり思わなかったり。。。 『何者』朝井リョウ ①二宮拓人 ②神谷光太郎 ③田名部瑞月 ④小早川理香 ⑤宮本隆良 ⑥烏丸銀次 ⑦サワ先輩 『何者』でもなく自分…

アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を2度読みして感じたこと

アガサクリスティーのミステリー小説『そして誰もいなくなった』を2度読みしました。 ミステリー小説を2回読むなんて…と思われるかも知れませんがお付き合いください。 私もついに『そして誰もいなくなった』を読んだ Voicy対談より、作家・真山仁さんの「…

ギャンブル依存症、巨額の資金横領、そして大王製紙を追放された創業家『熔ける』井川意高

私、ティッシュもトイレットペーパーもエリエール派なんですよね。 毎日毎日欠かさずお世話になっている大王製紙さん。 今日は、ギャンブル依存に陥って巨額の現金を横領し、大王製紙を追放された創業家三代目の井川意高さんのお話。 熔けたのはお金か、それ…

『三体X 観想之宙』良質な物語と二次創作の必要性は別問題だと感じたお話

『三体 第三部 死神永生』の裏側で何が起こっていたのか。 雲天明(ユン ティエンミン)の人生(脳だけになってからの)がどんなものだったのか。 具体的な答えが欲しい人は是非読んでみてほしい。 原作者とは別人が描いたとは思えないほど、かなり攻めた内…

ゆうちょから定額貯金満期のお知らせが届いて自分のインデックス投資について考えた

ゆうちょから「定額貯金満期のお知らせ」が届いて言葉を失った。 10年という長い年月についた金利があまりにも低すぎて… いや、承知の上で預けていたんだけれども。 金利の低さを改めて実感してしまっただけのこと。 インフレ(物価上昇)気味の現在は金利の…