Daydream

全ては泡沫のごとく、ただ溶けて消えていくだけ。。。

#2025年の本ベスト約10冊


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人生が充実するのはよいことなんだけど、読書時間が減っているのが懸念点ではある。

そのくせ上手く10冊に絞れていない私はそろそろ優柔不断を極めつつあるのかも。

小説

1.『小説』野﨑まど

ギャグではない。

野﨑まどさんの『小説』というタイトルの小説。

かなり年始の方に読んでいる。

年の始めからこんなの読まされちゃったらその年の読書の選書ハードル高くない!?

「小説を読むことに意義を求めるか問題」に終止符を打つ作品。

タイトルのごとく小説が好きな人にはぶっ刺さる物語です。

2.『渇水』河林満

今年ことあるごとに『渇水』を引っ張ってごちゃごちゃ書いてしまうくらい刺さった物語。

詳細については下記記事をご参照ください。

理不尽を押し付けられる仕事はクソです。

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仕事中に感じる理不尽は、長く続けるとトラウマになる。

「仕事だから」で割り切れない感情だってあるんだよ人間だもの。

心を揺さぶられる読書体験でした。

シリーズもの小説

ここからセコい選書が始まる。

私の中でシリーズものはすべて通して1つの作品なのであって、その中から1冊だけ抜き出すことはできない。すまん。

3.「百鬼夜行シリーズ」京極夏彦

しかもまだ読み終わってないw

本記事執筆時点で『塗仏の宴』まで読了。

でもシリーズの大半を2025年に読んでいるから許してほしい。

あと、私がこのシリーズ好きすぎるから許してほしい。

読み進めれば読み進めるほど奇書味を感じてしまう。

なんかそれがいいのよ。

ドグラ・マグラにハマったときの感覚に似ている。

 

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4.「八咫烏シリーズ」阿部智里

今年もう一つどハマリしたシリーズ。

面白すぎて和風ファンタジー好きな方には全員読んでいただきたいです。

構成もユニークで面白い。飽きない。

読むのが面倒な人にはアニメもおすすめだけど、私もアニメから入ったクチだけど、やはり原作小説のほうが面白いので読んでほしい。

オーディブル(Audible)もあるので是非。

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児童書

5.『さみしい夜にはペンを持て』古賀史健

とりあえずみんな日記を書こう。私も書くから。

そんな気持ちにさせられる一冊。

児童書なのに大人にも刺さるすごい本。

たまには児童書を読むのもいいなと思ったり。

わかりやすい、優しい、害がない。

癒やされました。

ペンを持ちたい気持ちになりました。

しかし現実は、時間がそれを許さない。

それでもやっぱり時々は、時間を見つけてペンを持つのです。

6.『さみしい夜のページをめくれ』古賀史健

できればセットで読んでほしいもう一冊。

こちらは書くことではなく読むことについて。

(野﨑まどさんの『小説』とセットで読んでほしい本でもある)

この本を読んでいると、本を読みたくなるのだ。

読書欲を刺激してくれる本て、それだけでもう良書の条件を満たしていると思う。

中でたくさんの本が引用されていて、読んでみたい本が増えていく。

子供のときは一切思ったことがないんだけど、大人になってからは「読書が好きで良かったな」と度々思う。

読書は「思いがけず得るもの」が多い気がする。

だからといって「得るために読む」のはなんか違う気がして(勉強目的の読書は別だけど)。

「好きだから(何も得られないとしても)読む」っていう特性を持ってて良かったな、と思うのです。

小説以外の本

7.『最高の未来に変える 振り返りノート習慣』山田智恵

いやだからタイトルがスピっぽいんだって。

だけどそこには目を瞑って読んでほしい。

私の中では勝手に『振り返りノート習慣』というタイトルに変換しております。

(先述した古賀史健さんの『さみしい夜にはペンを持て』とセットで読んでほしい本でもあります)

こちらは大人向けに書かれた「書くことについて」の一冊。

スピっぽいタイトルに反して内容は現実的。

スキル的な部分だけじゃなく、書くことに意義を見出すならマインドが重要になってくる。

そして書きっぱなしじゃダメなんだ。

書いたものをどうするか。それがとても重要なこと。

8.『ルポ 誰が国語力を殺すのか』石井光太

国語力が足りないと生きづらくなる。

そんな現実を突きつけてくる一冊。

子育てにおいて経済格差は確かに教育格差に繋がるんだけど、子の国語力を育むためには経済力以前にコミュニケーションが大切。

目を合わせ、言葉を交わし、刺激を入れる。

これはお金がなくてもできること。

だけどそもそも親に国語力がなかったら……?

これは詰みかも知れん。

そういう意味でもみんな本を読もうぜ。

子育てしてない私が読んでも面白かった。

生存者バイアスと確証バイアスが混ざってほんのり顔を出しているような気もするけれど、それでも敢えて読書をおすすめしていきたい。

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9.『古事記転生』サム(アライコウヨウ)

私のような学のない大人には、これくらい優しくないと理解できない。

流行りの異世界転生、古事記バージョン。

この本を読むまで、『因幡の白兎』が古事記出典て知らなかったんだわ。

それくらい何も知らずに生きてきたんだわ。

古事記ってとても長くてあまりにもたくさんの神様が出てくる。

とてもじゃないけど読んでられない代物だって、私はあとから知った。

しかも八百万の神たち、名前もみんな似てんの。

初見で読んでも確実に全く覚えられん。

登場人物が無駄に多くて全員似たような名前でめちゃくちゃ読みにくい物語って、こんな昔からあるジャンルだったんだと驚愕しました。

本書ではそんな古事記のほんの一部を抜粋してわかりやすく面白おかしく読ませてくれます。

登場する神様たちも、名前を覚えられる人数に絞られている。素晴らしい。

超絶初心者の古事記入門書として非常にありがたい一冊でした。

10.『口訳 古事記』町田康

上記『古事記転生』とセットで読んでほしい本(セットおすすめばっかり)。

めちゃくちゃフランクな口訳なのでわかりやすい。

だけど、それでも、きっといきなりこれ読んでたら挫折してた気がするんだよ。

先に『古事記転生』読んでたのがかなり効いたと思ってる(確信)。

だって古事記、こんなに長いと思わなかった。

神様が何かするたびにそこから新しい神様が生まれてこんな無限に増殖していくなんて思わなかった。

だけど先に『古事記転生』で読んでいたストーリーと神様がとっかかりになって、そこから理解を広げることができたんだよね。

だからこの2冊を続けて読んだことはものすごく意味があった。

次は(古事記に関する)新書とか読めちゃったりするんじゃないの?なんて、調子に乗っています。

時間が欲しいなー。

2025年の読書まとめ

「今年はあまり本が読めなかったな……」と感じているのに、冊数を見たら88冊だった。

2024年が69冊だったことを踏まえると、読書量はむしろ少し回復したことになる。

読書は冊数で測れるものじゃないとわかりつつもそれは一旦置いておいて、この齟齬の原因を考えてみた。

おそらく理由は3つある。

1つ目は、シリーズものばかり読んでいたこと。

いつにも増してシリーズものばかり読んでいた。長編楽しい。

だけどその分、冊数の割に幅が広がらない。

1つの世界に没頭している時間が大幅に長いせいで、後から思い返すと読書量が少なかったような気がしてしまう。

2つ目は、後半に読書量が失速したこと。

10月からバレエのレッスンを倍以上に増やしたので、読書時間がぐっと減った。

だから「最近読書量が減ったな」と感じているのは間違いではないんだ。

3つ目は、自分の本棚にある紙の本をあまり読めていないこと。

2025年は私の中で、密かに積読消化を目標に掲げていた。

やるべきことは2つだけ。

「本を買わないこと」と「本棚にある紙の本を読むこと」。

購入した本はカウントのためにリスト化した。

下半期は忙しさもあり、本屋へはほとんど行っていない。

そんなわけで、2025年に購入した紙の本はわずか26冊だった。

対して自分の本棚にある紙の本を読んだ冊数は………まさかの同じく26冊だった。ちーん。

こんなに頑張ったのに、1冊も減ってない!?だと……!?

いや、それとも増加の一途だったものがプラマイゼロに収まったのは、むしろ努力の結果であるのか???

このチャレンジ、2026年も続けていこうと思います。

憧れなんだよなぁ、積読本5冊以下に収めるの。

全てに手が届いて無駄のない感じ、いいよね。

来年もがんばろっと。

 

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