Daydream

全ては泡沫のごとく、ただ溶けて消えていくだけ。。。

バレエの発表会を終えて

2024年6月某日。 半年近くかけて準備してきたバレエの発表会を、無事に終えることができました。 とても良かった。とても楽しかった。とても充実していた。とても幸せでした。 想像していたよりも圧倒的に素敵な1日となりました。 せっかくなので記録に残し…

8年ぶりに『7つの習慣』を再読して感じた自分自身の変化

あれからもう8年も経っていた。 この8年間、ずっと本棚の奥で眠っていた『7つの習慣』。 途中、一度もページを開いてはいない。 なぜ前回読んだ時期が8年前だとわかるのかといえば、ブログのおかげです。 daydreaming.hateblo.jp 2016年にこの本について…

バレエのレッスンが終わった夜のこと

帰宅すると、22時をとうに過ぎていた。 床に座り込んだ私は立ち上がる気力も失って、自分の足先を眺めた。 テーピングを剥がす手が震え、中指の爪を見るとゾワリと鳥肌が立つ。 爪が横に裂けて、上側が指から離れそうになっている。 テーピングと絆創膏まみ…

内藤了さんの「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ」の読む順番と感想、あらすじをまとめた

みなさん、猟奇殺人事件はお好きですか? お好きですよね? そんなあなたにおすすめのシリーズがこちらです。 1.『ON』 2.『CUT』 3.『AID』 4.『LEAK』 5.『ZERO』 6.『ONE』 7.『BACK』 8.『パンドラ 猟奇犯罪検視官・石上妙子』(スピンオフ) 9.『MIX』 …

バレエの発表会で踊るヴァリエーション選びについて

年始の記事にも書いたけれど、今年は通っているバレエ教室の発表会が開催されます。 私はその発表会がとてもとても楽しみなのです。 今日はそんなお話です。 発表会でヴァリエーションを踊る 踊りたいものは常に自分の中に溢れている 踊りたいヴァリエーショ…

映画三昧:Amazonプライムビデオで見放題のおすすめ作品

本日はAmazonプライムで見放題配信されている映画から面白かったものをおすすめしてゆきます。 なんだか時間が経ってしまったけれど、今年は年末年始の休暇でたくさん映画見ました。 映画を見る時間があるなら読書したい派の私にしては珍しい休暇を過ごした…

芦原妃名子さんの漫画の魅力について語りたい。私にはそれしかできない。

昨日の夕方、あまりにもショックすぎるニュースが飛び込んできた。 news.ntv.co.jp 何がショックなのかといえば、自殺した芦原妃名子さんは私が学生時代から大好きな漫画家さんなのだ。 実家の私の部屋の本棚には、芦原妃名子さんの古い漫画本がずらりと並ん…

それは怪奇現象か、トリックか『姑獲鳥の夏』京極夏彦

『姑獲鳥の夏』それは怪奇現象か、トリックか 『姑獲鳥の夏』のあらすじ 『姑獲鳥の夏』登場人物について 関口巽 中禅寺秋彦(通称:京極堂) 榎木津礼二郎 木場修太郎 京極堂が語る量子力学について 『姑獲鳥の夏』を6年ぶりに再読した経緯 『姑獲鳥の夏』…

#2023年下半期の本ベスト約10冊

私の中ですっかり定番になりつつある半期に一度の選書をやっていきます。 2023年下半期のベスト本を10冊紹介します 1.『精霊の守り人』上橋菜穂子 2.『川のほとりに立つ者は』寺地はるな 3.『ミカエルの鼓動』柚月裕子 4.『月の立つ林で』青山美智子 5.『7…

2023年の振り返りと2024年の抱負

2023年がついに終わった。 早い…。 確実に毎年同じセリフを吐いているけれど、体感としては年々早くなっている。 つまり、確実に来年も同じセリフを吐くことになる。 2023年はどんな年だったのか 健康に関して 読書年間100冊 精神統一 証券口座の移転と現金…

クリスマスパーティーとハイヒールと女の意地

ギリギリの時間に会場の扉をくぐると、 当たり前のようにみんなが着席している。 お行儀のよく揃ったその背中たちは、 95%以上が真っ黒だった。 (葬式かよ…) あまりにも予想通りすぎたその光景にうんざりして、 心の中で悪態をついた。 学生時代にお勉強…

『サピエンス全史』と株式会社の誕生とマーケティング視点が繋がったお話

ところがある時、私たちの種であるサピエンスが他のホモ属を大量虐殺した。 サピエンス以外の種を絶滅させたのです。 こわっ。 私たち、恐ろしい種族の生き残りです。 そりゃ戦争が絶えないわけです。 はるか昔からそういう種族なのですから。

プレ値の付いた絶版本『堕天使拷問刑』が復刻したので早速購入して読んでみた(著者:飛鳥部勝則)

物語の構成要素がいくつかあり、どれもマニアック。 山村に古くから残る因習。 悪魔崇拝。 連続して起こる殺人事件にまつわるミステリー。 集団心理による扇動。 遺産相続。 中学生男子のささやかな恋愛。

最大70%OFFのkindleセールからおすすめの小説を紹介【Amazonブラックフライデーセール】

【Amazonブラックフライデーセール】が始まりました。 Kindle本は最大70%OFFとのことで、その中からおすすめの小説を紹介します。 私の既読本と、積読本からピックアップ。 1.『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬 2.『三体』劉慈欽 3.『そして誰もいなくなった…

死神女史の魅力が詰まった一冊『パンドラ 猟奇犯罪検視官・石上妙子』内藤了

乙女の肌には黄金の首飾り その胸には 偽りと、甘き言葉、不実の性… 神々の使者はさらに乙女に声を与え その女をパンドラと名付けた 「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ」のスピンオフ作品、『パンドラ 猟奇犯罪検視官・石上妙子』を読んだら想像以上に好…

【失敗談】Amazonの配送が無理すぎて注文商品全部キャンセルした話

やってしまった… 通販としてはほぼ使わないと決めていたAmazon。 先日のセールで安さに釣られてあれこれ買い物してしまい、 ソッコーで後悔して注文商品全部キャンセルしてしまいました。 ECとしてのAmazonが許容できない 今回注文商品をキャンセルした経緯 …

この者は、神か、悪魔か。『ミカエルの鼓動』柚月裕子

医療小説『ミカエルの鼓動』を読んで鳥肌立ったので記録しておきます。 『ミカエルの鼓動』柚月裕子 昭和な雰囲気を醸し出す医療小説 人間が抱える矛盾 私の好きな登場人物 クライマックスは手術のシーン 『ミカエルの鼓動』柚月裕子 ミカエルの鼓動 posted …

資生堂・マキアージュのビューラーの替えゴムはこれだ!

愛用している資生堂・マキアージュのビューラー。 ゴムが割れてる…!!! そんなわけで替えゴムを入手いたしました。 マキアージュのビューラー、替えゴムはコレだ! アットコスメの売り場をウロウロしてしまったw 私のマキアージュのビューラー 新しいゴム…

【バレットジャーナル】数億年ぶりに紙の手帳を復活させることにした

上手く表現できないけれど、思考が整理しきれない感覚というか、 色々なものがすり抜けていってしまう感覚というか、 そもそもデジタルでメモった内容ってあとで見返さなくない!? 私だけ??

母と娘の関係・親子の業『母という呪縛 娘という牢獄』

豊かで平和に見えるこの法治国家で、母親に全てを取り上げられたあかりさんは何もできない。 身分証があり、肩書があり、個人の通信手段が当たり前のようにあるのは、とても重要なことなのだ。 31年間、実母に人権を奪われたまま生きてきた彼女の人生はあま…

寺地はるなさんの『川のほとり立つ者は』を読んで(面白かった)モヤったことをメモる

“川のほとりに立つ者は 水底に沈む石の数を知り得ない” 「清瀬には、松木が今までとってきた行動でしか松木を判断できへんていうことやん。疑わしい行動をしたから、松木は清瀬に疑われた。それだけのことちゃうの?」

新卒の発達障害らしき子に振り回されているお話

頭の痛い問題を抱えている。 今年度弊社で新卒採用された子達の中に、発達障害らしき子が紛れ込んでしまったのだ。 採用担当の不備だと言ってしまえばそれまでなのだけれど、それを言っても問題は解決しない。 今困っているのは「その子をどうするのか」であ…

西尾維新さんの『物語シリーズ』読破したので読む順番と感想をまとめた

怪異×言葉遊び×下ネタ。 軽い気持ちで読み始めたら沼でした。 なんだよこのシリーズ面白すぎかよ。 西尾維新さんの物語シリーズ ①ファーストシーズン1.『化物語』 ②ファーストシーズン2.『傷物語』 ③ファーストシーズン3.『偽物語』 ④ファーストシーズン4.『…

#2023年上半期の本ベスト約10冊

今週のお題「上半期ベスト◯◯」 今年もこの時期がやってきました。 半年に1回の決めゼリフ。 「時間が経つのが早い✨」 “僕はキメ顔でそう言った。” 2023年上半期のベスト本を10冊紹介します 1.『犯罪者』太田愛 2.『何者』朝井リョウ 3.『正欲』朝井リョウ 4.…

最大70%OFFのkindleセールからおすすめの小説を紹介

【プライムデー】最大70%OFFのKindleセールからおすすめ本を紹介します。 今回セールが大規模なので眺めてるだけで楽しいですわ。

正しい飲み物の選び方はあるのか?『DRINK あなたが口にする「飲み物」のウソ・ホント』

「食事に気を使う」というフレーズはよく聞くけれど、 「飲み物に気を使う」というフレーズはあまり聞いたことがありません。 だからこそのこの一冊。 飲み物に関するアレコレについて、学んでみるいい機会ということで。 科学的根拠に基づく「飲み物」につ…

自分の死に際を想像してしまう『AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』内藤了

人が自ら死を望む時、 それほど絶望しても尚、 死後に何かを残したいと思うのだろうか。

カルト宗教の集団自殺事件の裏側『名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-』白井智之

フィクションという言葉を鼻で笑ってしまいそうになるくらい、実際の出来事をほぼそのまま再現していました。 教祖も、僻地で開拓された集落も、パビリオンでの集会も、グレープ味のプレーバーエイドも、視察にきたどこぞの議員も、集団自決した900人超えの…

6時間以下の睡眠は「睡眠不足」だとみんなもっと知るべき

「6時間睡眠が10日続くと1日徹夜した時と同じくらい集中力や注意力が低下する」というのです。 しかも、「4時間睡眠が14日続くと3日間徹夜した時と同じレベルまで衰える」らしいのです。

“40歳の壁”があってもなくても…『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』尾石晴

「40歳の壁なんて存在しないのでは?」と言うのが私の個人的な意見ではありますが、しかし一般的には存在するのです。 私も見たことがあるのです、“40歳の壁”を。