【Amazonブラックフライデーセール】が始まりました。
Kindle本は最大70%OFFとのことで、その中からおすすめの小説を紹介します。
私の既読本と、積読本からピックアップ。
- 1.『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
- 2.『三体』劉慈欽
- 3.『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー
- 4.『華氏451度』レイ・ブラッドベリ
- 5.『あのこは貴族』山内マリコ
- 6.『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ ウィアー
- 7.『ストーンサークルの殺人』M W クレイヴン
- 8.『夏への扉』ロバート A ハインライン
- 9.『月は無慈悲な夜の女王』ロバート A ハインライン
- 10.『この部屋から東京タワーは永遠に見えない 』麻布競馬場
- 11.『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック
- Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)3ヶ月間99円キャンペーン
- 【私のイチオシ】Audible(オーディブル)2ヶ月間99円キャンペーン
まずは既読本から。
1.『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
第二次世界大戦中におこった独ソ戦に、家族を殺された少女が狙撃手として参加するお話。
戦争は現在進行形で行われていて、あろうことか本書内で攻め込まれる側だったソ連(ロシア)は攻め込む側になっているのがなんとも複雑な気持ちになる。
辛いことがたくさん描かれているけれど、大切なこともたくさん描かれているので未読の人にはぜひ読んでいただきたい。
2.『三体』劉慈欽
私がドハマりしたSF大作。
世界的に大ヒットしたのもうなずける面白さ。そしてスケールのデカさ。
このセールで何がアツいってシリーズ全部セール対象なのでとりあえず一冊読んでみて面白かったら全部読んでほしい。
読むと夜空を見上げて宇宙へ想いを馳せる時間が増えますw
しかも前日譚の『三体0』もセール対象なので未読の方はぜひ。
私は本編以上にこちらが好きです。
3.『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー
世界規模で王道のミステリー小説。
まだ読んでない方はこれを機会にぜひお試しあれ。
私は犯人考えながら読んでみたけど全くダメでしたw
尚、今回のセールではクリスティー文庫が幅広く(全部なのかな?)セール対象になっているのでアガサ・クリスティを制覇したい方には非常におすすめです。
4.『華氏451度』レイ・ブラッドベリ
“華氏451度──この温度で書物の紙は引火し、そして燃える”
かの有名なレイ・ブラッドベリ作品。
本を読むこと、自分の頭で考えることを禁じられている世界。
主人公は書物を燃やす仕事に従事している男なのだけれど、やがて本の価値に気づいてしまう。
「読書好きさん」はとりあえず興味を持ってしまう設定の作品だと思います。
……主語を大きくしてみたけれど私が設定に惹かれて読んだ作品だという意味です。
『華氏451度』レイ・ブラッドベリ#読了
— M@会社員 (@daydream_a_m) 2023年1月22日
華氏451度―この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。
本を読むことは、
自分の頭で考えることは、
善か悪か…
SFというよりは哲学の本かと思った
ミリーはスマホ依存症の現代人みたいでちょっと怖いhttps://t.co/rOwpGGwH0f
ここからは積読本。
5.『あのこは貴族』山内マリコ
小説ではなく映画化で知った作品。門脇麦さんと水原希子さんが演じています。
あらすじ見た感じ、絶対私が好きなやつだなと。
原作を堪能したくなり映画はまだ見ずにとってあります。まずは読む。
東京生まれの華子は、箱入り娘として何不自由なく育てられたが20代後半で恋人に振られ、焦ってお見合いを重ねた末にハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。
一方、東京で働く美紀は地方生まれの上京組。猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退し、一時は夜の世界も経験した。
腐れ縁の「幸一郎」とのダラダラした関係に悩み中。
結婚をめぐる女たちの葛藤と解放を描く、渾身の長編小説。
6.『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ ウィアー
よく『三体』とセットでおすすめされている最近のSF小説の代表。
私は先に『三体』読んでハマってしまったけれど、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の方が読みやすいらしい。
大ヒット映画「オデッセイ」のアンディ・ウィアー最新作。映画化決定!
未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。
謎を解くべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む!
『火星の人』で火星でのサバイバルを描いたウィアーが、地球滅亡の危機を描く極限のエンターテインメント
7.『ストーンサークルの殺人』M W クレイヴン
読んだ人全員「めちゃくちゃ面白いから読んで!」って言ってくるやつ。
そりゃ気になるよね。
イギリス、カンブリア州のストーンサークルで次々と焼死体が発見された。
マスコミに「イモレーション・マン」と名付けられた犯人は死体を猟奇的に損壊しており、三番目の被害者にはなぜか、不祥事を起こして停職中のNCA(国家犯罪対策庁)の警察官「ワシントン・ポー」の名前と「5」の字が刻み付けられていた。
身に覚えのないポーは上司の判断で停職を解かれ、捜査に合流することに。
そして新たな死体が発見され……英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。
8.『夏への扉』ロバート A ハインライン
X(旧ツイッター)の「絶対に読んどけっていうSF小説」タグで上位に入っていて気になったやつ。
猫ちゃん可愛い(猫アレルギー)。
ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。
家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。
そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。
親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。
さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平
9.『月は無慈悲な夜の女王』ロバート A ハインライン
岡田斗司夫さんが「面白いSF小説」として挙げていた一冊。
ベタではありますが「この人が面白いって言ったんだから本当に面白いんだろうな」っていうのありますよね。
てゆーか『夏への扉』と同じ作者ですね。なるほどそういうことか理解しました。
2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!
流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。
革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。
だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……ヒューゴー賞受賞に輝くハインライン渾身の傑作SF巨篇。
10.『この部屋から東京タワーは永遠に見えない 』麻布競馬場
キター!タワマン文学!!
なにげに好きです。麻布競馬場さんの連載、結構読んでますw
「3年4組のみんな、高校卒業おめでとう。最後に先生から話をします。大型チェーン店と閉塞感のほかに何もない国道沿いのこの街を捨てて東京に出て、早稲田大学の教育学部からメーカーに入って、僻地の工場勤務でうつになって、かつて唾を吐きかけたこの街に逃げるように戻ってきた先生の、あまりに惨めな人生の話をします。」(「3年4組のみんなへ」より)
「『30までお互い独身だったら結婚しよw』。三田のさくら水産での何てことのない飲み会で彼が言ったその言葉は、勢いで入れたタトゥーみたいに、恥ずかしいことに今でも私の心にへばりついています。今日は、彼と、彼の奥さんと、二人の3歳の娘の新居である流山おおたかの森に向かっています。」(「30まで独身だったら結婚しよ」より)
11.『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック
凄いタイトルの本だよね。素敵すぎん?
映画も見たいけどめっちゃ我慢してる。小説読んだら絶対見るんだ。
第三次大戦後、放射能灰に汚された地球では生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。
人工の電気羊しか飼えないリックは、かくて火星から逃亡した〈奴隷〉アンドロイド八人の首にかかった賞金を狙って、決死の狩りを始めた!
現代SFの旗手が斬新な着想と華麗な筆致で描く悪夢の未来世界!
セール対象品が多いので細かいものを挙げるとキリがないですが、
今回のセールで私が特に押したい小説たちはこんな感じです。
Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)3ヶ月間99円キャンペーン
今回はいつも通り、新規加入者のみのキャンペーン。
こういうイベント中は、盛り上げるために読み放題の対象作品がめちゃくちゃ増えるんですよね。
普段は読み放題では読めないような作品も読めるので、まだ加入経験のない人にはおすすめ。
【私のイチオシ】Audible(オーディブル)2ヶ月間99円キャンペーン
毎月1500円払って使い倒しているサービスAudible(オーディブル)。
とても良い。
家事をしているときも通勤で歩いているときも物語が聴ける。最高かよ。
しかもプロが朗読してくれるので臨場感が凄い。
個人的にはアニメ見るのと似たような感覚で聴いています。
このセールはとっても破格なので是非試してみてほしいです。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
お疲れ様でした!