Daydream

全ては泡沫のごとく、ただ溶けて消えていくだけ。。。

2021年上半期の面白かった小説ベスト5冊+おまけ


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早い。

時間の経過が早すぎる。

もう2021年が半分終わったとか。

涙出そう。

2021年上半期面白かった小説ベスト5

読書量がそんなに多いわけではないので、欲張らずに5冊だけご紹介。

第5位 慟哭 貫井徳郎

貫井さん…相変わらず暗い…!

でも面白い。

2つの時間軸が同時に進んでいく叙述ミステリー

連続幼女誘拐事件と、とある宗教団体の謎に迫る。

大切なものを突然失うと、人はどうなってしまうのか…

警察もの小説の要素もあり。。

後味の悪い鬱小説が好きな人は、絶対に楽しめる一冊。

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第4位 悪女について 有吉佐和子

不審な死を遂げた女実業家、富小路公子について。

生前の関係者27名にインタビューし、彼女の正体を探っていく。

何が嘘で何が真実なのか。

貫井徳郎さんの小説、【愚行録】みたいな形式。

自殺か、他殺か。

真相を知る人物はいるのか…!?

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第3位 リカ 五十嵐貴久

42歳の平凡な会社員、既婚。

妻子ある彼が出会い系サイトで出会ったリカが、常軌を逸したストーカーへと変貌していく。

怖い。恐ろしい。

グロいの苦手な人は読まない方がいい。

私は好き。

漫画を読むような感覚でサクサク読める。

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第2位 ジゼル 秋吉理香子

表紙からして美しい。完璧。

本の表紙がいかに大切かということを改めて教えてくれた一冊でもある。

ジゼルの公演をひかえたバレエ団で事件がおこるお話。

バレエが好きな人、バレエを知りたい人、ジゼルが好きな人、ジゼルへの理解を深めたい人。とても楽しく読めるはず。

ミステリー要素はさて置き、バレエ小説としてはかなり完成度が高かった。

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第1位 毒見師イレーナ マリアVスナイダー

たまにはファンタジーも良い。

たまには海外小説も良い。

とっても面白かった一冊。

この本と出会って、ついに私の中の3大ファンタジーが全て埋まった。

死刑執行される直前、イレーナは死刑か、最高司令官の毒見師になるかの選択を迫られる。

今すぐ首を吊られるか、毒を飲み続けて死の恐怖に怯え続けていずれ死ぬか。

過酷な運命の中、イレーナに明日はあるのか?

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おまけ・小説以外の本

小説以外にも、面白い本はたくさんある。

ノンフィクション 理系の子

サイエンスフェアに出場する子たちのドキュメンタリー。

学生だからといって侮ることなかれ。

この子たちの研究成果は世界を変えるレベル。

好奇心を持つこと。

没頭すること。

継続すること。

大切なことはいっぱいあるけど、大人になると薄れてしまうのかも知れないな。

 

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お勉強  今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る

ちょっと恥ずかしくなるくらい無知なので。

とても勉強になった本。

わかりやすいし面白い。

日本という国がどうやって動いているのかがわかる。

いい年した大人が間に挿し込まれてる中学入試の問題を必死に解いたww

学生の頃はまるで興味が持てなかった公民の授業。

私のように今さらイチから学びたい人には非常におすすめ。

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雑学 眠れなくなる宇宙のはなし

天文学の歴史について語られている本。

物理とかの難しい話かと思いきや、内容はとてもロマンチック。

古代ギリシャの人達が空を見上げながら何を思っていたのか、とかw

神話や占星術の話なんかも出てきて読みやすい。

そして挿絵が可愛い。

重力とはどんなものか、相対性理論とはどんなものか。

やさしく、わかりやすく、とにかくやさしく書かれている(笑)

光時計の仕組みをちゃんと知れてとても満足している。

あと、進撃の巨人について知れたのがやはりポイント高いwww

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そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。

お疲れさまでした!