稀代の悪女が人々の人生を狂わせていく。
中山七里さんの「嗤う淑女シリーズ」を読破したのでそのまとめ。
▲順番だけ知りたい人は目次参照▲
1.『嗤う淑女』
野々宮恭子のクラスに、従姉妹の蒲生美智留が転校してきたのは中一の秋だった。美智留によって、イジメと再生不良性貧血という難病から救われた恭子は、美智留の美貌や明晰さに憧れ、心酔していく。やがてある出来事をきっかけに、二人は大きな秘密を共有するに至った。
騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか、或いはどちらでもあり、どちらでもないのか。
私の中で長らく燻り続けていた問いが、再び燃え始めた。
即ち「悪女とは何か」
本書は「稀代の悪女・蒲生美智留の誕生秘話」といった建付けなのだけれど、そもそも私の中では「蒲生美智留は悪女なのか」という疑問が先に立つ。
私が蒲生美智留から連想して思い出した女は「リカ」(五十嵐貴久さんの)でした。
つまり、ヤベー女であることは間違いない。
2.『ふたたび嗤う淑女』
「蒲生美智留」が世間を震撼させた凶悪事件から三年。
「野々宮恭子」と名乗る美貌の投資アドバイザーが現れた。
国会議員・柳井耕一郎の資金団体で事務局長を務める藤沢優美は、
恭子の指南を受け、資金の不正運用に手を染めるが……
個別の事件に焦点を当てると少々食傷気味になる一冊ではあった。
もっとこう……色々パターン作れませんか!?的な。
しかしながら私は倉橋兵衛の嫁が結構好きだった。
逆上しているようで言ってることがまとも過ぎるw
あと、最終的に久津見さんがいい仕事したので満足しました。好き。
3作目が面白いのでサクッと読んで次に進むべき。
3.『嗤う淑女二人』
高級ホテル宴会場で17名が毒殺される事件が発生。
犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一は〈1〉と記された紙片を握りしめていた。
防犯カメラの映像解析で、衝撃の事実が判明する。
世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、
医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。
さらに、大型バス爆破、中学校舎放火殺人……と、新たな事件が続発!
犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。
さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、
捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、
犠牲者は49人を数えるのだった……。
過去2作とはガラリと雰囲気が変わるのに面白い。
美智留のこういう徹底しているところ好感度高い。
そしてなぜこうまでするのか……
シリーズ1作目の1話を読めば「そうなるよね…」と。
めっちゃ途中で終わるし。
4作目への匂わせ凄いし。
続きを待ちます。
完結していると勘違いして読み抜けた3冊
自分でもなぜなのかよくわからないけど、完結した作品だと勘違いして読み始めたこのシリーズ。
3作目を読み終えた瞬間に気づく。
え?めっちゃ途中!?
思い込みの激しい自分の性格を恥じました。
4作目を楽しみに待つことにします。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
お疲れ様でした!
▼私の中の「ヤバイ女」シリーズ貼っておきます▼