※この記事は2023/04/29に加筆・修正をしています※
久しぶりに面白い番組に出会ったので書き残しておく。
90日間で100ドルを100万ドルに増やせるか！？
このチャンネルで放送していたシリーズ。
【億万長者の挑戦】が面白すぎた。
全８話を前のめりで鑑賞し、先日放送された最終回は感動して涙ぐんでしまった。
【億万長者の挑戦】とは？？
億万長者で起業家のグレン・スターンズが、正体を隠してもう一度アメリカンドリームの実現を目指す起業ドキュメンタリー。
- グレンの正体は秘密
- 挑戦は知らない土地で
- 元手はたったの100ドル
- 90日間で100万ドル規模のビジネスを創り上げる
ルールはたったのこれだけなのだが、予想外に壮絶すぎた。
Ep1.正体隠して1億円稼げ！無一文からの90日間ビジネスサバイバル ｜ 起業チャレンジ！覆面ビリオネア
100ドルと言えば今日の相場で13600円。たったの…
グレンは現金100ドルと、オンボロのトラック、連絡先の登録されていないスマホ。
この３つだけを手に、ペンシルベニア州のエリーという街に降ろされる。
「生きるか死ぬかの状況ではビジネスなんか始められない」と、
まずは生活基盤を整えるところから取り掛かる。
何と言っても手持ちは100ドル。
住む場所どころか、「お腹が減った。トイレにも行きたい」と思っても慎重にならざるをえない。
100ドルでは何もできないので、まずは仕事を探すところから。
「なんだってやる」というグレンの言葉がとても印象的。
Ep2.プラン崩壊 節約トラック生活で心身は限界寸前 ｜ 起業チャレンジ！覆面ビリオネア
「初めて100万ドルを稼いだときは28歳。でも今は、28歳の体じゃありません」
そう語るグレン。
節約のためにトラックで寝泊まりすること数日。
ついに体調を壊してしまう。
気温は雪舞うマイナス。
ガソリンにも限りがあって、食費も節約。
健康を維持するほうが難しい。
グレンは腹を括り、住む場所を決めることにする。
「豊かな暮らしに慣れきっていた私が、
今じゃ１日５ドル・10ドル稼ぐためになんでもいいからと仕事探しに必死になってる。
線路沿いの道を走りながら、誰かの捨てたゴミを漁って、金になりそうなものを探しているんだ」
それでもグレンは、「貴重な経験だよ」と言い切る。
本気でそう思ったのかもしれないし、半分は自分に言い聞かせるために言ったのかもしれない。
どちらにせよ、人並み外れた意思の強さがなければ乗り越えられないレベルの過酷さだ。
思考をネガティブに振ることにメリットはない。
行動するためには、どんなことでもポジティブに解釈せねば。
なにしろ手元にはたったの100ドル。
それでさえも、自分が生きているだけで少しずつ減っていくのだから…
Ep3.逆襲開始！地元チーム結成で不動産転売に全額ベット｜ 起業チャレンジ！覆面ビリオネア
チャレンジ開始から２週間。
ついにグレンは、ビジネスを決めた。
しかし今回の企画は普通の起業と少し違う。
90日間という期限が設けられている。
その壁に阻まれ、グレンの最初の案はアッサリと頓挫。
地元のビール業界に目をつけたのに、ビール醸造の許可が90日以内には降りないというのだ。
それでも諦められないグレンは、自ら集めたチームメンバーと対策を練る。
そして上手く軌道修正することにより、より良いビジネスのプランを導き出す。
グレンのリーダシップが尋常じゃなく凄い
【億万長者の挑戦】のほんの触りだけ紹介したけれど、
こんな感じでストーリーは進んでいき、Ep８で完結する。
グレンのビジネスが90日間で100万ドルに到達するかは是非動画で確認してほしい。
しかしこのシリーズで面白いのは、グレンのチャレンジが成功するかどうかではない。
お金も時間もギリギリで、チームが段々と追い詰められていくことだ。
特に通常のビジネスではありえないのが90日間という時間の縛り。
グレンがなぜこんなにも焦っているのか、チームメンバーは理由を知らされていない。
本来ならもっと時間をかけなければいけない作業も、
グレンはとにかく時間がない、早くと急かすのだ。
追い詰められ、不安定になるメンバーをまとめ上げることができるのか？
やっとの思いで集めたチームメンバー。
ギリギリの資金繰り。
それぞれの仕事への向き合い方。
期限に追われ、ろくに睡眠もとれなくなる仲間。
イベント会場でのトラブル。
時には反発も生まれ、調和が乱れる。
特にビジネスを軌道に乗せる後半は、社会人に刺さる内容も多いはず。
人並み外れた行動力。
現実を前に動かすには、とにかく行動するしか無い。
（ほぼ）無一文からビジネスを起こしお金を稼ぐのは伊達じゃない。
グレンは成功するべくして成功したのだと、誰もが納得させられる。
人間ドラマがたっぷり詰まったグレンの挑戦、是非見てみてね。
おまけ グレンのビジネス格言（金言？）集
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
お疲れ様でした！
