Daydream

全ては泡沫のごとく、ただ溶けて消えていくだけ。。。

会社員が休日にアルバイトする地獄絵図を描くことになった


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私は労働が嫌いだ。極力働きたくない。

残業は一切しないし、有給休暇もなるべく消化するよう心がけている。

そんな私が休日を潰してまで労働するって、発狂したとしか思えない。

時給はなんと1300円。やっすwww

そんな地獄絵図を案外快諾したのには、ちゃんと私なりの理由がある。

すべての始まりは10年前。

そんなわけでお題。

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

変わらないのは職種。変わったのは職場。

10年前、私はとある会社に入社した。

その会社では2年しか働いていないけれど、私の人生に大きく影響した。

出会った人々が良かったのだ。

私は生まれて初めて、『尊敬する上司』を得た。

仮にE社と命名する。

現在勤めている会社に出会ったのも、E社で働いていたからこそだ。

キッカケはささやかな再会

『尊敬する上司』を仮にYさんとする。

私は久しぶりにYさんの勤務地を訪ねた。

仕事の都合で、近くに用があったからだ。

Yさんには事前にアポを取っておいた。

コロナのせいで、再会はとても久々だった。

カウンター席で並んで夕食をとりながら、昔話と近況報告に花が咲く。

ちなみにYさんは、私の母親世代の女性である。

仕事の話を聞くと、これからの人手不足に悩んでいた。

退職者が重なるらしく、年内が絶望的らしい。

自分を週6勤務でシフトを組んだと笑っている。

相変わらず働き者だなぁ…。

定年退職までカウントダウンが始まってる人の働き方とは思えん…。

これほど働いて、家庭も両立して、人生を充実させている人、私は他に知らない。

しかしあまりにも忙しそうなので、ついふざけて言ってしまったのだ。

『あれ?もしかして私の出番ですか??』って。

そしたらYさんが予想以上に食いついてきた。

『そーだよ!Mさん来てよー!!大歓迎だよ!!!』って。

ほろ酔いのYさんは上機嫌で、どこまで本気なのかわからなかった。

『あはは。でも私だって正社で仕事してるし、実際はそんな役には立てないですよー。』

私の休暇の半分は、Yさんの職場の休暇とかぶる。日曜と祝日はお互い休みなので。

つまり、私がどんなに休日を捧げたとしても役に立つのは残りの半分。精々月に3~4日程度だ。

そんな程度で一体なんの役に立つ??

『休日だし朝から無理ですよ?』

『全然午後からでいいし!』

ワロww

週一回でしかも午後だけw

マジでなんの役に立つんやww

『Kに私から話しつけとくからさ♪』

Yさんは軽やかな足取りで地下鉄の降り口へ消えていった。

ちなみにKさんはE社の役員で、言うなれば偉い人だ。

そしてE社は中小企業にありがちな親族経営なので、言うなれば社長の血縁者だ。

当時は私も一緒に働いていたので、それなりにお世話になった人。

ちょっと懐かしいなと思った。

あの頃私を『Y先生の秘書』と呼んだのも、Kさんだった。

役員、わざわざ会いに来る

後日。

昼休みにスマホを見ると、本当にYさんからメッセージが来た。

『KにMさんの連絡先教えておいたから!そのうち連絡くると思うのでよろしくね』

とのこと。

そして添えられたKさんの電話番号。

ついでに不在着信。

Kさんの番号ではないかww

ふたりとも行動はっやww

私はさっさと昼食を済ませ、Kさんに折り返しの電話を入れた。

『久しぶり!元気?』と。

懐かしい。何しろ8年ぶりなので。

なにはともあれ、Kさんが私に会いに来ると言う。

待ち合わせの日時を決めて、とりあえず電話を切った。

私はしばらく考えた。

これは《どっち》なのだろう?と。

わざわざKさんが会いに来る。

  1. Yさんの要望を無下にできなくて、とりあえずの体裁で会いに来るものの、やんわりと断られる
  2. 実はKさんもノリノリで、ガチで私を働かせようとしている

こればかりは考えてもわからなかった。

Yさんの出した労働条件はあまりにも雑だし緩いし、何より酔っ払いの思いつきでしかなく、1の選択肢も十分にありえる。

そもそも私が積極的に望んだ労働ではないので、最終的には1でも2でもどっちでもいーやと思った。

Kさんのことも結構好きだったので、単純に久しぶりの再会を楽しむことにした。

カフェで待ち合わせ、ケーキをご馳走してもらう。

Kさんは男性なのだけど、再び昔話と近況報告に花が咲いた。

『Y先生は職人だけど、ビジネスのマインドも持ってる不思議な人ダヨ』

Kさんが言った。

なんだかんだありつつも、今もそれなりに上手くやっているらしい。

少しカタコトなのは、彼が日本人ではないからだ。

トリリンガルというやつで、日本語もとても流暢に操る。

2時間ほど喋って、別れ際に彼が言った。

『Mさんが変わってなくて安心シタ』

結論から言うと、彼は雇用契約書を持参していた。

採用条件は恐らく、《私が昔と変わっていないこと》だったのだろう。

過去に一緒に仕事をしていたとはいえ、Kさんとは8年も会っていなかった。

8年あれば人はいくらでも変われるし、得体の知れない人間を企業の中枢に入れるわけにはいかない。例えアルバイトでも。

だからKさんは、自分の目で私を確かめにきたに違いない。

『Yさんにも言ったけど、私業務的にはほとんど役に立たないよ?

顔出せる回数も少ないし、そもそも仕事覚えるほど出勤できない』

人件費をドブに捨てることになって知らないよと釘を刺しておく。

『ダイジョウブ。Mさんはいるだけで意味があるから』

その言葉でYさんと組んで仕事をしていた頃を思い出し、そして懐かしんだ。

私に求められているのは物理的な業務ではない。

Yさんの隣りにいて、コミュニケーションをとり、彼女のモチベーションを維持すること。

そういう働き方を学んだのはE社だったし、Yさんと組んだからだし、

何より現在勤めている会社でも活かされている。

『Mさんはいいの。私の話し相手をしてくれれば。それがいちばん重要な業務だから』

今の上司にも常々言われている言葉。

そろそろ新興宗教でも立ち上げた方がいいのではないかと思ってしまう。

私と話すことになんの価値があるのか。

日々テキトーなことしか言ってないと思うんだけど。

でもそのお陰で会社員というものを比較的ラクに過ごしている。

フラフラと歩き回ってみんなとコミュニケーションを取り、業務が円滑に進むよう計らえばいい。

いや、実務もちゃんとやってるんだけどね。

地獄絵図を快諾した理由

ところでせっかくの休日にアルバイトするなんて、そんな地獄絵図を快諾したのにはちゃんと理由がある。

もちろんお金のためじゃない。

お金のためなら時給1300円なんて破格は絶対受けないww

 

1番大きな理由は、最近私の休日が腐りすぎていること。

コロナのせいもあるのかも知れない。

8月ころから特に調子が悪い。主にメンタルの。

休日になるとまるで電池が切れたかのように何もできない日が増えた。

そんな日は昼過ぎまでベッドの中で過ごし、ひたすらスマホ三昧。

ぼんやりSNS眺めたり、ゲームしたり、マンが読んだり。

やっと起きて食事して、アマプラでアニメ見てるうちに眠くなり、再びベッドにイン。

いつの間にか眠りに落ちて、目覚めるとどっぷり夜。

再びご飯を食べてシャワーを浴びて、眠れなくなって再びスマホ三昧。

睡眠3時間でご出勤。

 

 

え?

 

 

 

ゴミなの???

 

 

 

てゆーか掃除も洗濯もしてなくない??

息してるだけで何もしてなくない???

 

 

 

ゴミなの???

 

 

 

私は家に引きこもるのも好きだしゴロゴロダラダラするのも好きなんだけど。

ここ最近のはちょっと違う。

私が好きなのはポジティブな引きこもり。

充実した引きこもり。

美味しいご飯作って、掃除して洗濯して。

快適な部屋で好きなことをする。

おかしい。

心の荒みと共に部屋も荒んで全然快適じゃない。

だから少し、休日に気分転換が必要だと思った。

今回の仕事は短期なのがいい。年内だけの2ヶ月間。

知ってる会社なので変な緊張感もなくて気楽なのがいい。

時間も午後だけなのがいい。

とにかく緩くていい。色々とw

 

2つ目の理由が、Yさんと一緒に仕事ができる最後のチャンスかも知れないから。

Yさんのことは好きだし、尊敬しているし、仕事っぷりはとても勉強になる。

Yさんがあと何年現役で働けるのかはわからないけど、残り時間は確実に少なくなってる。

チャンスが無くなる前に、もう一度体験しておきたい。

どうせゴミみたいな休日しか過ごせないなら、Yさんと一緒にいるほうが充実する。

ついでに心機一転してメンタル回復したい。

そんなわけで、案外楽しみだったりするアルバイト。

 

アルバイトって響きがいいよね。

学生の時ぶりだよ。

正社員でずっと仕事してると、たまには気楽にアルバイトとかしてみたくなる。

飲食店とかで働いてみたいw

 

そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。

お疲れさまでした!