せっかくマーケティング本を読み漁ったので、良さげな本を記録しておく。
今回の選出のポイントは、“初心者でもすぐに役立つ”だ。
内容が基本的で具体的で、明日から応用できそうな本をピックアップした。
1.世界一わかりやすいマーケティングの本
この一冊でわからなければ、マーケティングはあきらめなさい。最新理論とキーワードで「売れる秘密」がわかります!
マーケティングとは会議やプレゼンテーションの場だけに存在するのではなく、とても身近な存在なのです。だから身近にいる大事な人のことを理解するように、買い手の気持ちを理解する必要があると思います。(「はじめに」より)
マーケティングの基本が書かれている本。
基本すぎるので初心者のみにおすすめ。
後半はフレームワークも盛り沢山で、「何かを売る人」ならば即効性の高い本。
2.僕らはSNSでモノを買う
<ULSSASとは?>
UGC(ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ)
↓
Like(いいね)
↓
Search1(SNSで検索)
↓
Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)
↓
Action(行動・購買)
↓
Spread(拡散)
という流れを指す造語。
SNS時代に、どのように情報が伝播するかを追いかけた結果生まれた概念
SNSで口コミがどのように伝播されていくのかが詳細に記されていて興味深い一冊。
Twitterなどを使って商品を拡めていきたい人にピッタリの一冊。
闇雲にフォロワーを増やせば良いのではなく、“フォロワーの質”について言及されている。
3.ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる
既存のマーケティングのフレームでは語られることなく説明の難しい現象が、私たちの身近で日々、起きている。
ネット上の「釣り広告」「ステマ」、リアル世界での「ホストクラブ狂い」「後妻ビジネス」、一向になくならない「振り込め詐欺」……。こうした現象がなぜ起きるのか? 言い換えれば、「なぜ脳がハマってしまうのか」。
「悪を知らずして悪を止めることはできない」を合言葉に、2人のプロフェッショナルが「ブラックマーケティング」の解剖と対策に挑む!
私達の日常に溶け込んでいる様々なマーケーティング手法がわかりやすく解説されている。
脳科学や行動経済学の視点も盛り沢山で読んでいて非常に面白い一冊。
マーケティングとはなんなのか?
どんな効果があるのか?
それって必要なこと??
そんな疑問を解消するキッカケになるかもしれない。
マーケティング本読み漁りの総括
Voicyでとある放送を聞いたことをキッカケに“マーケティング”というものに興味が出て、
ここ数ヶ月でマーケティングに関連する本を読み漁ってみた。
しかしなんだろう…
私はやはり“マーケティング”というものに興味が持てない。
それは本を読めば読むほど浮き彫りになったし、
たくさん読んだ割には内容を咀嚼できていないことからも明確になった。
(興味が持てないので内容が頭に入ってこないし、読み終わるとすぐ忘れる)
しかしながら脳科学や行動経済学に寄った本は非常に興味深く読めたので、
今度はそっち方面の本を読んでみようかなと思ったり。
この3つは密接に関わっているはずなのに、なぜ“マーケティング”だけこんなにもそそられないのかは中々に謎。
付け焼き刃的なテクニックがダメなのかと思ったけれど、
そういえばちきりんさんの【マーケット感覚を身につけよう】もあまりハマらなかったな…と、過去の記憶が蘇る。
個人的には【自分の時間を取り戻そう】の方が圧倒的に内容が自分の中に残った気がする。
“マーケティング”とは対象的に、“生産性”という概念は個人的にとても好きなのよね。
もはや私は『マーケティングアレルギー』なのでは?という一抹の不安が残る。
言葉への興味が私の学習度合いに大きく作用しているようなので、
今後は興味を持てる側面からアプローチしていく。
マーケティングのおすすめ本を列挙する記事で「マーケティングに興味を持てなかった」と堂々宣言するのは我ながらどうかと思うけれど…
私が個人的に興味を持てるかどうかと、その本が役立つかどうかは全くの別問題だから仕方ないよね。
たくさん読み漁った記念にとりあえず書いてみたってことで。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
お疲れ様でした!