
京極夏彦先生の『鉄鼠の檻』で禅が難しかった私の読書メモ第二弾。
今度は分冊文庫版の(二)巻を読みながら作成しました。
▼(一)巻からの作成は下記▼
- 1. 禅宗の基本的な考え方
- 2. 十牛図(じゅうぎゅうず)とは?
- 3. 公案(こうあん)とは?
- 4. 禅と哲学の違いって?
- 5. 典座(てんぞ)とは?
- 7. 禅寺での役職:知事と頭首
- 8. 『鉄鼠の檻』に出てくるその他の役職
- 9. 応燈関(おうとうかん)とは?
- 10. 潙山警策(いざんけいさく)と大日房能忍(だいにちぼう のうにん)
- 最後に
今回も前回同様、ChatGPTからの知識まとめ。
あくまでも「小説を楽しむ用」なので、細かいファクトチェックはしておりません。
ChatGPT、時々真顔で大嘘つくからね。笑っちゃうよね。
1. 禅宗の基本的な考え方
禅宗は、「悟り」を大事にする仏教の一派。だけど、その悟りってのも「頭で考えること」じゃなく、「体験」や「行」を通して掴むもの、という考え方が特徴的。
禅の特徴
* 坐禅を重視(でも坐るだけが目的じゃない)
* 経典よりも「実践」を重視
* 師と弟子のやり取り(公案など)を通じて直感的に悟りを得る
2. 十牛図(じゅうぎゅうず)とは?
牛を追いかけて見つけて飼いならしていく……という絵と詩で構成された、悟りへのプロセスを表したもの。禅宗でよく使われる。
なぜ牛なの?
牛は「自分自身」「心」の象徴。穏やかで力強く、飼いならすのが難しい存在として、修行者の心を重ねやすかったから。
十のステップ
1.尋牛(じんぎゅう):牛(真の自己)を探し求める
2.見跡(けんじゃく):牛の足跡を見つける
3.見牛(けんぎゅう):牛を見つける
4.得牛(とくぎゅう):牛を捕らえる
5.牧牛(ぼくぎゅう):牛を飼い慣らす
6.騎牛帰家(きぎゅうきか):牛に乗って家に帰る
7.忘牛存人(ぼうぎゅうそんにん):牛を忘れて、自分自身を生きる
8.人牛倶忘(にんぎゅうぐぼう):自分と牛の区別を忘れる
9.返本還源(へんほんかんげん):本来の自己へと戻る
10.入鄽垂手(にゅうていすいて):悟りに達し、自由になる
3. 公案(こうあん)とは?
禅僧が弟子に出す“謎かけ”のような問い。頭で考えても答えは出ない。考え尽くして限界を感じたところで、ふと「腑に落ちる」瞬間がくるかどうか、そこが勝負。
有名な公案の例:「狗子佛性(くしぶっしょう)」
* 内容:ある僧が「犬にも仏性はあるんですか?」と聞く
* 趙州和尚の答え:「無(む)」
* ポイント:教義上は「すべての存在に仏性あり」が正解なのに、なぜ「無」なのか?このギャップに気づけるかどうかが修行のカギ。
4. 禅と哲学の違いって?
似てるようでちょっと違う。どちらも「人間とは何か」「真理とは何か」を探るけど:
* 哲学:理性や論理で追求する
* 禅:体験や直観を通して掴む
禅は、「答え」は自分の内側にあるっていうスタンス。なので説明は少なめ、体感重視。
5. 典座(てんぞ)とは?
禅寺で**食事の支度をする役職**。でもただの“料理番”じゃない!
道元の『典座教訓』にはこう書かれている:
> 「道心の師僧、発心の高士を充て来るの職」
つまり、「仏道に対する深い志がある人が、修行の一環として務めるべき大事なポジション」ってこと。
料理や雑務を通して、日常の中でどう仏道を実践できるかが問われる、めちゃ重要な役職。
6. 『典座教訓』とは?
道元禅師が書いた教えのひとつ。典座の心構えや、食事を作ることがどれほど深い修行になるかが書かれている。
たとえば:
* 米をとぐ時も心を込めろ
* ただの炊事と思うな
* 料理は修行であり、他人への施し
7. 禅寺での役職:知事と頭首
知事(ちじ)
* 実務の責任者。寺の運営、日常の細かい采配などを任される。
* 住職を支えるナンバー2的な存在。
頭首(とうしゅ)
* 本山の法統を受け継ぐ師家(しけ)で、宗派全体の教えの中心に立つ人。
* 一寺の長ではなく、もっと大きな単位の精神的リーダー。
8. 『鉄鼠の檻』に出てくるその他の役職
直歳(じきさい)
* 寺の運営全般を見て回るマネージャー的存在。多忙!
維那(いの)
* 僧堂(修行の場)での規律や儀式を取り仕切る人。教務主任っぽい立場。
知客(しかく)
* 外部の客や新たな修行僧の対応をする。受付・案内役。
監院(かんいん)
* 事務・財務・運営管理など、お金や経理的な部分を担当。しっかり者が多い(はず)!
9. 応燈関(おうとうかん)とは?
これは「公案集」の名前。唐〜宋代の禅僧・頴山徳香(えいざんとくこう)と雪峰義存(せっぽうぎそん)の師弟問答などがまとめられている。
タイトルの意味は「灯りを応ずる関(関門)」=悟りへ向かう人に光を与えるような問い、という感じ。悟りへのヒントが詰まった禅的問答集。
10. 潙山警策(いざんけいさく)と大日房能忍(だいにちぼう のうにん)
潙山警策
* 中国唐代の禅僧・潙山霊祐が書いたテキスト
* 坐禅修行の心構えを説いた短文
* 「行の中に悟りあり」「坐禅は自己の本来を証明するもの」など、道元に多大な影響を与えた
大日房能忍
* 日本鎌倉時代の修行僧
* 法華経を唱える「唱題行」を広めた人物
* 禅的修行とのハイブリッドな姿勢が特徴
最後に
『鉄鼠の檻』は、ただのミステリではなく、仏教と禅の深淵をのぞきこむような物語。知らない単語が次々出てきて面食らうかもしれないけど、少しずつ知識がつながると、人物の行動や会話、事件の意味がぜんぜん違って見えてくる。
このまとめが、その“つながる瞬間”の手助けになったら嬉しいです。
> 禅の世界は、奥深くて不思議で、ちょっと面白い。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
お疲れ様でした!