Daydream

全ては泡沫のごとく、ただ溶けて消えていくだけ。。。

シン・エヴァンゲリオン劇場版、ついに終劇したので思いの丈を吐き出す


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ついに終わった…。

これが、映画を観終わったときの素直な感想でした。

26年(だよね?)に渡るエヴァのしがらみから、ついに解放される時が来たのです。

エヴァシリーズ、ついに完結(終劇)

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終劇、見届けてきました。

長かった…。とても長かったです、ここまで。

小学生の頃から見続けてきたエヴァンゲリオン

生きているうちに完結してくれてよかった。

TVアニメの【新世紀エヴァンゲリオン】から見続けてきた身としては、今回の【新劇場版】シリーズに関して思うところが色々とあります。

しかし簡潔にまとめるのが苦手な私であります。

ですので思いつくままに気持ちを吐露します。

タイトルなんて読むの???

最初の私の疑問。

これまで新劇場版シリーズが【序】【破】【Q】ときたわけですが、今回の【:Ⅱ】はなんて読むの??

見た目が似た記号を並べてみたけど、厳密にはあれは演奏記号らしいじゃないか。

反復記号らしいけど、言いたいことはわかるけど、なんて読むの???

シンジ君のいじけ時間、最高記録では?

毎度毎度のことだけど。

これこそが碇シンジって感じがするけど。

今回は長かったよね?長く感じただけなのかな?

事あるごとに、なにかに失敗し、躓くごとに。

彼はいじけてふてくされてうずくまって何もしなくなってしまうね。

アスカのイライラが滅茶苦茶よく分かる反面、あれこそが彼のアイデンティティなのではと思ったりもする。

長年(26年)の付き合いで慣れたとも言えるし、その間に私が大人になってしまったとも言える。

そういう意味では、劇中に出てきたあの村は、まさに今回の作品と私達視聴者を表す縮図のようにも思えてきた。

14歳のままのシンジと、大人になった同級生たち。

それは26年経っても中々完結しなかったエヴァンゲリオンと、小学生だったはずなのに30代半ばまで育って(?)しまった私と同じ構図ではないのか。

なにはともあれ、最終的にはいつも通り立ち直ってくれて良かったです。

碇ゲンドウ・シンジ親子が似てなさすぎてびびった

結局の所、シンジの父・碇ゲンドウは26年間常に一貫していた。

常にたった一つの目標に向かって突き進んできた。偏執的なまでに。

失ってしまった妻・碇ユイに再び逢うこと。

たったそれだけ。至ってシンプル。

ネルフとかゼーレとか人類補完計画とかなんちゃらインパクトとか様々なことをやっているようで、目標は碇ユイただ一つ。

問題はユイが死んでいることで、通常は死んだ人間を復活させることなどできないから事態がおかしくなっていく。

しかしゲンドウにとってはユイが死んでいても関係ない。

【ユイを取り戻す】。それだけ。

 

え?

意志固すぎません???

 

どんだけ鋼の意志なの??

父さんそんなに剛鉄の意志をお持ちなのに、息子の意志(&メンタル)豆腐すぎません???

どんだけ似てない親子なの???

 

まぁでも、よく似ているところもある。

 

ザ・コミュ障

 

恐ろしく似ている。

似すぎていて怖い。

結局の所、世界を壊した原因はこれでしかない。

親子が揃ってコミュ障だったせいで、全世界を巻き込んだのだ。

すごい親子だ……。

新キャラ・マリに違和感がないのに、違和感だらけの式波・アスカ・ラングレー

今回の【新劇場版】から新たに加わった新キャラクター・マリ。

今更新しいキャラクターを加えるのはどうなんだろう…?と、最初は思ったものの…。

見始めると案外違和感がないキャラクターでエヴァの世界観にちゃんと馴染んでて凄いと思った(語彙力)。

登場前に危惧していた違和感は一切なし。素晴らしい。

しかしながら式波・アスカ・ラングレーはやっぱり違和感がありますね。

惣流・アスカ・ラングレーというキャラクターが好きだっただけに、やっぱり…。

アスカはアスカなんだけど、名前が違うことには、やっぱり意味があるんだよね。

私としては、どちらかと言えば惣流・アスカ・ラングレーの方が好きですね。

けれど今回の【新劇場版】シリーズでは、惣流アスカでは役不足だったのでしょう。

式波アスカでなければ物語が完結できなかったのは間違いないと思います。

【新劇場版】シリーズは、過去作とは別物

「リビルド(再構築)」という単語が使われるだけあって、やはり今回のシリーズはこれまでの【新世紀エヴァンゲリオン】とは別物なんですね。

今回【新劇場版】シリーズの終劇を目の当たりにし、改めてそのことを実感いたしました。

そもそも私は、愛着のあるキャラクターに対して『最後は幸せになってほしい』とかいう優しい感情を持ち合わせておりません。

普通に、エヴァンゲリオンには、ハッピーエンドとか求めてないんですけど。

個人的には、最後がちょっと爽やかすぎましたね。

別物だと思えば、それはそれでいいんだけど。うん…。

私にとっては、やはり旧作の劇場版、『Airまごころを君に』が結末として1番良かったです。

アスカがエヴァシリーズと戦うシーン、あれが最高に好きでした。

26年間のすべてのエヴァンゲリオンを振り返っても、あのシーンが1番好き。

戦闘の裏で、ミサトがシンジを送り出すシーンもすごく好き。

アスカだけでなく、ミサトのキャラクターもちょっと変わっちゃってたのが残念でした。

別物だと思えば仕方ないけど。

なんだろうな…。

ドラえもんの声優さんが総入れ替えになった時と、感覚がものすごく似ている。

私が子供の頃に見ていたドラえもんとは、まったくの別物という認識。

パラレルワールドを見ている感覚っていうのかな。

好きなのに終わってしまったはずのエヴァンゲリオンを、リニューアル版としてもう一度見ることができたと思うと、

それはそれで嬉しいし、得した気分でもあります。

庵野さん、本当にお疲れさまでした

26年間、本当にお疲れさまでした。

そして完結おめでとうございます。

なんだかんだ言っても、

エヴァンゲリオン、最高に好き。

小学生の頃からずっと見てた。

何回も繰り返し見た。

当時はビデオテープだったからね。

テープが擦り切れるほど本当に何回も見たよ。

きっと大人になってから出会ったらダメだったんだ。

子供の頃に出会えたのが最高のタイミングだった。

ミサトさんの、『風呂は命の洗濯よ』って、あの名言は私を支えてきた言葉の一つだと思う。

小学生の頃から凄く好きなアニメだったから、私の人格形成にも中々の影響を及ぼしてると思うんだ。

今もソシャゲアカウントで使ってる私のユーザーネーム。

実はあれはエヴァンゲリオンの影響なんだ。

綾波レイからイメージして作った名前なんだ。

しかも中学生の時からずっと変わらずに使い続けてる名前なんだ。

人生で最初のブログは、あれをHNにして書いてたんだ。

あぁ、ダメだ。

昔のやつ、1番最初からもう一回全部見たくなってきた……。

もう一度最初から、みんなに出会いたい。