※この記事は2021.4.29に加筆・修正を行っています※
膝が痛い。
膝が痛い。
膝が痛い。・・・・です。
こんばんは。
日常生活に支障がでるくらい膝が痛いです。
階段を下りれません。ヾ(´д`;)ノ
私だって、たまには患者になりたいんです。
医療機関で働く人は、いつ医療機関を受診すればいいの?
医療従事者から患者に転身するタイミングが中々掴めません。
そもそも【患者】とは…?
患者(かんじゃ)とは、なんらかの健康上の問題のため、医師ないし歯科医師や専門の医療関係者の診断や治療、助言を受け、(広義な意での)医療サービスの対価を払う立場にある人。医者の側から見た語である。 (ウィキペディアさんより)
外部要因
『お大事にどうそ~』とか。
患者さんに言っている場合ではありません。
そうです。
私の職場は医療機関。
毎日たくさんの患者様が出入りしております。
白衣を着れば、
私は患者様を迎え入れる立場となります。
こんな風に。
きっと誰も、私が患者だとは思いませんね。
内部要因
外来に来る患者さんというのは、ある程度元気な必要があります。
診療科にもよりますし、患者さんの病状にもよりますが・・・。
最低限、病院へ辿り着くことのできる体力が必要です。
息絶え絶えになりながらやって来る患者さんもいらっしゃいますし、
一体どの辺にどんな医療が必要なのか…?全くもってよくわからない患者さんもいらっしゃいます。ごく一部の方ですが。
しかし、どちらも同じ患者様。
病院内で差別があってはいけません。
医療を受けるために絶対必要なもの
それは時間とお金です。
受けたい医療が高度になればなる程、絶対的にこの二つが必要なのです。
ある程度ではありますが、命はお金で買えるのです。
そして、医療従事者である私たちに欠けているもの。
それは【時間】です(金はある、という意味ではありません)。
とても簡単な話です。
医療を受けようと思っても、一般的に医療が提供される曜日や時間帯は、自分が医療を提供する側に回らなければいけません(働けよ、ってことね)。
自分の仕事がお休みの日。
それはつまり医療機関がお休みの日。ド━(゚Д゚)━ン!!
まぁ最近は、休日診療や夜間診療をしているところも増えていますしね。
本当に受診しようと思えばいくらでも方法はあるのですが。
中々気が進まない理由があるのですよ。
- 疲れている【医療現場は大抵勤務時間が長いのです。1日8時間労働というのは、私たちから見れば、中々恵まれているんですよ。朝9時に出勤して、17時まで昼食を食べられなかった時は流石に泣きそうになりました。】
- 治療の予測がつく【症状によって、どんな治療をするかは大体予測がつきます。余程の大病なら別ですが、日常の些細な不調の場合、医者にできることも些細なことだと知っているのです。】
- 普通診療に間に合わない【先ほども書きました通り、一般的に医療機関が診療している時間というのは、つまり自分たちにとっては労働時間です。労働が終わった時間や、労働がお休みの日は、他の医療機関も終わっていたりお休みだったりするのです。】
- 割増料金【夜間診療や休日診療は、無料のサービスではありません。しっかり時間外加算等を算定されています。それを支払ってまで、疲れた体を引きずって受診する価値が本当にあるのか?・・・やはり考えてしまいますね】
余談ですが病院の待ち時間について
医療機関を受診するにあたって、風物詩ともいえる待ち時間。
医療現場で働いている人間がサボっているわけではないのに、どうしたって伸びてしまう待ち時間。
時々患者様から訴えられるのです。
【体調が悪いから俺の(私の)早くして。】って。
えっ??
もう一回言います。
えっ?!?!
病院が医療を提供する場所だということを理解できてらっしゃらないようです。
ここは病院です。
医療を提供する場所です。
もう一回言おうか??
体調の悪い人が集まる場所です。
あなたの前に順番を控えている数十名の患者様。
皆様体調が悪いのです。
ここでは【体調が悪い=当たり前】なのですよ。不調を理由に順番抜かしは基本的にありえません。
患者様を差別するような医療人はいけませんね。
因みにですが、本当に周りの人よりも不調が顕著な患者様は、『自分の順番早くして』という気力さえありません。それを訴えることさえツライのです。
そんな患者様は、そっと順番が早まったりしています。
これは差別ではありません。区別です。
私の膝はガチで痛い
医療とは、本当に必要な時に受けるべき。
よって、私は明日、受診してきます。
医療機関を尋ねれば誰もが患者。
患者に差別はダメですが、時に区別は必要です。
なんだか仕事の愚痴みたいになってきたので・・・。
今回はこの辺で。|)彡サッ